カンボジア① – バイクでホーチミンから国境を超えてプノンペンへ

夜のプノンペン 旅の記録

1月1日、早朝に出発するつもりが、起きると時計の針は12時を回っていた。
昨夜ブイビエン通りで新年を祝って、帰ってきたのが既に朝方で、気を失うように眠ってしまった。
ロビーへ行くとホステルで出会った日本人女性二人はちょうど出発するところで、お別れの挨拶をした。
俺もその後すぐに荷物をまとめて、ここから東に2時間くらい走ったところにあるモクバイという国境に向かうことにした。
仲良くしてくれたラトビア人のTは別れ際に、「インドに来たら連絡してくれ」と言ってくれた。

今13時で、ここからモクバイまで2時間、モクバイからプノンペンは更に4時間掛かる。
どう考えても夕暮れまでにはたどり着かない。
夜の運転は安全を考えて避けるようにしていたが、地図を見てみると国境からプノンペンまでは国道一号線でまっすぐ繋がっている。
これなら迷うこともないし、一号線なら道路もしっかり舗装されているだろうと踏んで、今から行ってみることにした。

国境で両替すると、レートが悪いかかなり手数料を取られるので、余ったベトナムドンをホーチミンにいる間にそのほとんどをカンボジアの通貨リエルに替えておいた。

カンボジアへの入国はビザが必要で、東南アジアで日本のパスポートでもビザが必要なのは珍しい。
多分観光に依存していて、外貨が必要ということだろうか。
しかもアライバルビザは30米ドルを現金で支払わなければならない。
モクバイの国境では税関職員に賄賂を要求されるという話も聞くから、おつりを取られないようにあらかじめ20ドル札と10ドル札を用意しておいた。
しかも俺はバイクがあるから、追加でいくらか要求されないかと気が気でなかった。

国境へ到着するとバイクをベトナム側の建物の前に駐車して中で出国手続きを済ませる。
ビザの申請も行って、手続きが終わるまで10分くらい待っていた。
手続きが終わると奥に通されたので、建物を出て引き返し、バイクを取りに戻った。
職員に呼び止められたが、バイクを見せると何も言わず通してくれた。
ナンバープレートとか、書類とかを確認されることもなかった。

袋から顔を出す鴨たち
一号線の景色を楽しむ鴨

あまりにもあっさりと国境越えができて拍子抜けした。
賄賂も取られなかったし、バイクのことも何も言われなかった。

ハンドルとメーターボックスの隙間から出てきたねずみ。

無事入国手続きを終え、気を取り直して再びプノンペンを目指して走り始めた。
あとは国道一号線をひたすら真っすぐ、本当に一度も曲がらずに進むだけだ。
道も広くてしっかりと舗装されている。これなら暗くなっても大丈夫だ。

メコン川に日本のODAで建てられたつばさ橋
メコン川に架けられたつばさ橋

プノンペンまであと60kmくらいのところで、日本のODAで建てられたつばさ橋と呼ばれる大きな道路橋がある。
メコン川に架けられたその橋は、以前はフェリーで渡すしかなかったそうだが、現在は地域の物流の生命線となっているらしい。
ちょうど橋に差し掛かったところで日が暮れ始め、橋から眺める夕暮れの空が美しかった。
路側帯に駐車して写真を撮っている人もたくさんいて、俺も休憩がてらバイクを停めてしばらく景色を眺めた。

その後1時間半くらいでプノンペンの街に到着した。
流石に首都ということもあり、しっかりと都会の街で、今日走ってきたカンボジアの風景と比べるとまるで別の国のような場所だった。
ホテルにチェックインしてから、歩いて付近を散策することにした。
夕飯にピザを食べてから、ホテルにあるプールで少し泳いで今日は早めに寝ることにした。
昨日飲みすぎたせいで二日酔いなのと、お腹の調子が良くなかった。

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